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フォントマニアによる主観ブログ
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HN:
yoruhen
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/12/10
職業:
大学生
趣味:
フォント探し
自己紹介:
応用化学を専攻する大学生。
学園祭実行委員なるものをやっていた。
フォントをつくるのもラクじゃない。
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3年前、私が学園祭実行委員に入ったときは、今のようなフォントマニアになるなんてぜんぜん思っていなかったわけで。

フォントを意識しはじめたのは、いつか書いたような気もしますが、
「文字見ただけで『あ~これは**フォントだな』とか分かるようになっちゃう。頭の中にフォントマスターが入ってる」云々という、まぁあんまりはっきり記憶していないのですが、この、とある先輩の言葉がきっかけです。
その時は「そんなバカな」と思っていましたが、いろいろなフリーフォントを探してみたり調べたりしているうちに、その世界にどっぷりハマッたというわけですな。その延長で写植とか写研の存在を知ることもできました。

ところで、学園祭パンフレットの情報の99%は、文字であると言っても過言ではありません。どんなにきれいなイラストが入っていようと、それはあくまで文字の補助にすぎず、それそのものに情報を持たせるのはほぼ不可能と言っていいでしょう。
で、ほとんどの情報を持つ文字が見にくかったら?それはもはや情報を伝達する能力を欠いています。どんな文字が見やすいのかを考え、こだわるのは至極当然と思うのですが。

また、私がフォントについて語ると、よく「文字なんて読めればいい」という人がいますが、そんな人は葬式の案内にポップ体が使われていてもなんとも思わないんでしょうか。
これはすなわち、フォントにこだわるもうひとつの理由は、演出であるということです。
何か楽しい企画を広報するときはポップ体、著名人の講演会を紹介するのなら明朝体、和風の催しものならば筆文字というように、文字というものには、視覚的な効果を与えることができるのです。逆に、本文にはあまりうるさくないフォントを選ぶ必要があり、それは明朝体やシンプルなゴシック体であったりするわけです。
言いかたを換えれば「フォントには使用すべき場面が決められている」ということです。服装と同じです。

来年のパンフレット作成の際には、ぜひこういうことを頭に入れておいて欲しいですね。
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