忍者ブログ
フォントマニアによる主観ブログ
+カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
+プロフィール
HN:
yoruhen
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/12/10
職業:
大学生
趣味:
フォント探し
自己紹介:
応用化学を専攻する大学生。
学園祭実行委員なるものをやっていた。
フォントをつくるのもラクじゃない。
+最新コメント
(05/11)
(07/31)
(07/18)
(05/11)
(01/17)
+最新トラックバック
+バーコード
+ブログ内検索
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

A大学英米文学科の英語での卒論の書き方がpdfになっているのを見つけました。
その中で気になった記述:

字体はTimes、Century等、鮮明な字体とし、大きさは14フォント、ゴシッ体(太字)とする

・字体とは「異字体」「別字体」などの熟語からもわかるように、ある1文字についての形を指すものであって、統一された文字全体の場合は「書体」「フォント」という言葉でなければなりません(要するに、この文脈では書体と言うべきなのです)。
・14フォント?おそらく14ポイントの間違いだと思いますが……
・ゴシッ体は100%サンセリフの間違い。欧文フォントの場合、日本でいうゴシック体はサンセリフといいます。でもこれは学生が分かりやすいようにゴシック体としたかったとも考えられます。

さらに気になったのが「イタリック体を用いること」となっているのに例文では「斜体」になっていること(欧文フォントにおいて、イタリック体と斜体は別のものです)。
もう一点気になったのは、CenturyとTimesが混ざっていたこと。こんなこと、少なくとも論文においてはありえません。

このpdfを作った人がもし教授とかだったら、その教授はモグリかもしれません。というのも、普通、論文を投稿するときにフォント指定がされているはずであり、教授なら何回か論文を投稿したことがあるはずだからです。
「字体と書体とか、そんな違いなんて知っているわけがない」という意見もあるかもしれませんが、少なくとも「14フォント」なんてアホらしい間違いはしないでほしいものです。
PR
□ この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
□ この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
TOP

忍者ブログ × [PR]


Produce by Samurai Factory Inc.