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フォントマニアによる主観ブログ
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HN:
yoruhen
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1986/12/10
職業:
大学生
趣味:
フォント探し
自己紹介:
応用化学を専攻する大学生。
学園祭実行委員なるものをやっていた。
フォントをつくるのもラクじゃない。
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私が思うに
・アルファベット
・数字
・ひらがな、カタカナ
・教育漢字
・常用漢字
・地名に使われる漢字で、常用漢字でないもの(岡、栃、阪など)
があれば日本語の9割は表現できると思っています。さらに
・ギリシャ文字
・常用漢字以外の漢字(JIS第2水準くらい?)
・人名漢字
・数学記号(√とか)
があれば日本語の9割9分は表現できると思います。

まぁ最近フォント製作から離れている感がありますけど、こういうことを書くのは、とあるフォントの製作方針にちょいと疑問を感じたからであります。

そのフォントは現在国際発音記号とかつくっているらしいのですが、普段の生活においてそんな文字(というより記号)を使うことなど皆無です。専門家の中には使う人もいるでしょうが、そんなのはほんの一握りに決まっています。
「日本だけでなく、世界でも使えるようにしているんだ」という意見もあるかもしれませんが、まず地盤(=日本語)を固めろよと私は思うのですよ。
っていうか製作者に「~~のグリフも揃えていただけませんか?」とかコメントするなヨ。(国際発音記号を作っているのはこういうコメントした人がいたから)
このコメントした人はどういう人なのか知りませんが、もし「unicode上でそういうグリフも入るから」という理由ならこれほどふざけたものもないと思います。unicodeは(一応)世界中の文字に番号つけただけのものであって、世界中の文字を収録するものではないのです。
要するに「使わない文字は作る必要がない」ということ。大衆向けのフォントならば国際発音記号は要りません。
同じようなことは漢字にも言えると思います。JIS第1水準の漢字はどれも一度は見たことがあるものばかりですが、第2水準になると見たこともないわけのわからない漢字だらけになります。たしかこれは第4水準まであったと思うのですが、こういう漢字はどこで使うんでしょうか。(だいたい古文書か地名でしょうが)

最近の文字コードは収録文字数が増える傾向にありますが、そろそろ「いらない漢字、使われなくなった漢字は捨てる」くらいの思い切った策を講じる段階になっていると思います。

ちょっと今回きつめの記事になっちゃったね。
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