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フォントマニアによる主観ブログ
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yoruhen
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38
性別:
男性
誕生日:
1986/12/10
職業:
大学生
趣味:
フォント探し
自己紹介:
応用化学を専攻する大学生。
学園祭実行委員なるものをやっていた。
フォントをつくるのもラクじゃない。
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ダイナはやたらとフォントが多く、価格もめっぽう安いことで有名ですが、それだけハズレも結構あります。
私が思うに、平成書体でない特太・極太ゴシック体系と細丸ゴシック体系はハズレです。

今日は丸ゴシック体のお話。

この丸ゴシック体は、写研のナールによく似ています。ナール系のフォントは我々が思っている以上に需要が大きく、このほかにもリョービのシリウス(HG丸ゴシックとしてよく見かける)やフォントワークスのスーラ、モリサワのじゅんがよく用いられるようです。
ところで、問題のダイナの丸ゴシックですが、実際に組んでみると、かなのバランスが非常におかしいことに気づきます。ナールと比べるとどうしてこんなものが商品なんだ?と思わざるをえません。

幸いなことに、これの広告など商用での使用はほとんどないようですが、私の実家の市政だよりで使われているのを発見してしまいました。これだから役所は!
が、見方によっては手書きっぽさ、アナログ感があり、そんなに印象は悪くないのです。不思議なもんです。これがもしナールだったら、見栄えはするでしょうがどこか機械的で冷たい印象になっていたかもしれません。
どうやら、ダイナの丸ゴシック体はいい意味で手書きの不ぞろい感を出す効果があるようです。

バカとはさみは使いよう。フォントも使いようで良くも悪くもなる例でしょうか。
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